「ホタテ貝殻を有効利用した藻場造成技術に関する研究」

「作って捨てる」から「使ってもどす」へ

ホタテ貝殻着生基質試験

平成13年12月21日　撮影

試験礁ＮＯ１、ＮＯ２

１．設置月日  平成１３年１２月２１日　　　　　　　　　　　　　　　　　.

２．設置場所  松前郡松前町松城地区　水深４ｍ付近　　　　　　　　　　　.

３．設置試験基質　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.

1.    着生基質ブロック（粉砕貝殻原形�@）２基　(長さ600×幅300×高さ200)

2.    着生基質ブロック（粉砕貝殻原形�A）１基　(長さ500×幅300×高さ200)

3.    着生基質ブロック（10〜25mm）　　　２基　(長さ600×幅300×高さ200)

4.    比較用ブロック（一般コンクリート）２基　(長さ600×幅300×高さ200)

４．設置方法　設置海域に沈設済み（平成４年度）のＳＫＫ礁２基にダイバー.
によりセットする。　　　　　　　　　　　　.

５．本試験事業の意義　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.

　ホタテ粉砕貝殻を使用することにより、着生基質の使用年数が経過しても、一
定の効果が得られる基質の実用化を目的としています。ホソメコンブ等の藻類の
着生状況と根の脱落時期における附着根による剥離現象等の特性の研究調査を行
うことで、メンテナンスフリーの毎年海藻類が繁茂できる着生基質の技術開発を
目指します。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .

調査結果

平成14年7月24日　撮影

試験礁ＮＯ１

着生基質ブロック（粉砕貝殻原形�A）

1.着生基質ブロック（粉砕貝殻原形�@）１基　結果　コンブ３本着生

　　　2.着生基質ブロック（粉砕貝殻原形�A）１基　結果　コンブ３０本ほど繁茂

3.着生基質ブロック（10〜25mm）　　　１基　結果　コンブ着生なし

4.比較用ブロック（一般コンクリート）１基　結果　コンブ着生なし

試験礁ＮＯ２

1.着生基質ブロック（粉砕貝殻原形�@）１基　結果　コンブ着生なし

2.着生基質ブロック（10〜25mm）　　　１基　結果　コンブ２本着生

3.比較用ブロック（一般コンクリート）１基　結果　コンブ着生なし